板橋区立文化会館の開館した昭和58年、板橋区では若手音楽家の育成事業として、第1回クラシック音楽オーディションを開催しました。
その合格者により、翌昭和59年、板橋区演奏家協会が設立されました。
初代会長には、オーディションの審査委員長を務めたピアニストの神野明氏を迎え、文化会館の主催事業として、協会員による演奏会を開催することになりました。平成22年より前年、神野明氏の死去に伴い、ピアニストの佐藤俊が会長に就任しました。
活動当初は「ジョイントコンサート」を開催していましたが、メンバーの増加等に伴い、第12回演奏会(昭和62年)から、名称を「ライブリーコンサート」と改め、さらに第16回(昭和63年)からはサブタイトルをつけて、企画内容を統一したテーマコンサートの形を開催するようになりました。
またこの頃から、協会運営も文化会館の担当者から協会員の自主運営に任されるようになりました。
運営については、当初、メンバー全員が携わっていたのですが、 メンバーの増加等に伴い、メンバーで構成される役員会が置かれました。